札幌市、オリパラ招致からGXへシフト 政策企画部に6人異動、担当者倍増 部長も2人に

札幌市まちづくり政策局で職員が倍増したGX担当。市はオリパラ招致活動から、GX推進へ方向転換を図っている

 札幌市は、冬季五輪・パラリンピックの招致活動から、脱炭素と経済発展を両立するGX(グリーントランスフォーメーション)推進へのシフトを加速している。11月17日付で「オリパラ」招致を担当するスポーツ局招致推進部の職員38人のうち、6人をまちづくり政策局政策企画部のGX担当に異動させた。招致推進部が縮小する一方、GX担当は2倍の12人となり、世界から人材や情報が集まる国際金融センターの実現を目指す。

© 株式会社北海道新聞社