山陽女子ロードに松下、谷本ら 17日開催、275人エントリー

(上段左から)松下菜摘、谷本観月(下段左から)池田千晴、中野円花、唐沢ゆり

 岡山市で17日に開催される第42回山陽女子ロードレース大会(山陽新聞社など主催)の出場選手が1日決まった。来年のパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(10月)に挑んだ実力派らが顔をそろえ、「有森裕子杯」ハーフマラソンに112人、「人見絹枝杯」10キロに163人がエントリーした。

 ハーフには、MGCでそれぞれ5、6位に入った地元天満屋の松下菜摘と谷本観月、8位だった池田千晴(日立)が参戦。このほか、先の全日本実業団対抗女子駅伝5区で好走し、チーム初の8位入賞に貢献した中野円花(岩谷産業)、昨年の大会で日本人最上位の6位に食い込んだ唐沢ゆり(九電工)らが名を連ねた。

 10キロは、ともに倉敷高出で前回史上初の3連覇を果たしたアグネス・ムカリ(京セラ)、今春実業団入りしたジャネット・ニーヴァ(パナソニック)らスピードランナーが集結。MGC組では竹本香奈子(ダイハツ)と和久夢来(ユニバーサルエンターテインメント)、天満屋からは大卒2年目の吉薗栞、高卒ルーキー西村美月らが出場する。

 師走の風物詩となっている大会の舞台は、シティライトスタジアム(岡山市)を発着する世界陸連公認コース。ハーフが午前10時、10キロが同10時15分にスタートする。

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