積雪どっさり/津軽や下北中心に雪

事業所の前に次々と雪を積み上げる市民=1日午前8時17分、青森市青葉2丁目

 1日の青森県内は冬型の気圧配置が続き、津軽や下北を中心に雪が断続的に降り続いた。同日午後8時現在の積雪は、青森市酸ケ湯91センチ、青森43センチ、むつ市脇野沢28センチ、野辺地24センチ、むつ12センチ、五所川原9センチ、弘前5センチだった。

 午前8時に積雪が40センチを超えた朝の青森市では、住宅や事業所の前にどっさり積もった雪を片付ける市民の姿があちこちで見られた。

 同市青葉2丁目でリフォーム業を営む奈良大樹さん(36)は、除雪を依頼している業者が始業に間に合わず、手作業で従業員と雪を片付けながら「今の時期にこんなに降るとは驚き。現場の足場にも積もるので、しっかり雪を落として気を付けながら作業したい」と話した。

 仙台管区気象台によると、2日の県内は冬型の気圧配置が続くが次第に緩まり、雪や曇りで時折、ふぶくところがある見込み。同日の24時間予想降雪量は津軽と上北の平地の多いところで10センチ。

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