悪質運転を討つ 交通事故防止 茨城・水戸で呼びかけ

甲冑武者を先頭に交通事故防止を呼びかける水戸署員ら=水戸市内原

年末の「交通事故防止県民運動」初日の1日、茨城県警水戸署と県警交通部は、同県水戸市内原のイオンモール水戸内原で啓発イベントを開き、警察官やボランティアらが来店客に安全運転や反射材の着用などを呼びかけた。

同市交通対策協議会や県トラック協会、水戸葵陵高など145人が参加。「悪質運転を討つ」のスローガンを掲げた参加者は、甲冑(かっちゅう)武者を先頭に施設内を練り歩き、来店客に向けてチラシやカレンダーなどの啓発品を配布した。

青柳信明署長は「社会から飲酒運転をなくし歩行者を守りたい」とあいさつ。高橋靖市長は、人流回復とともに交通死者数が増加傾向にあるとして、「交通ルールについて市民意識を高揚させたい」と述べた。

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