攻撃再開「ハマスのせい」 米国務長官、戦闘休止終了で

 【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は1日、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止が再延長されず、イスラエルが攻撃を再開したことについて「ハマスが約束をほごにしたからだ」と批判した。訪問先のアラブ首長国連邦(UAE)で記者団に語った。

 ブリンケン氏は「ハマスが戦闘休止期間終了前にエルサレムでテロ攻撃を実行し、3人を殺害、米国人を含む負傷者を出した」と指摘。「特定の人質を解放するとの約束も破った」と述べた。

 ブリンケン氏は1日、UAEでの国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議に出席。ロイター通信によると、これに合わせ、カタールやエジプトなどの外相とガザ情勢を協議した。

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