オーウェンから同情されたリヴァプール遠藤航、ELのGS突破に手応え「とても大変な1カ月だった!」

リヴァプールは1日に行われたLASKとのUEFAヨーロッパリーグに4-0で勝利した。

クラブ公式によれば、フル出場した日本代表MF遠藤航は、試合後にこう述べていたそう。

「とても大変な1カ月だった!

でも、僕らは一丸となってプレーしているし、自分も常にピッチ上でベストを尽くそうとしているし、先発だろうとベンチだろうと準備を整えようとしている。

大事な勝利だった。最初からいいプレーができたと思うし、力強く立ち上がり、前半だけで3-0か4-0にするチャンスがあった(実際は前半終了時点で2-0)。

とはいえ、最終的に勝てたので嬉しい。グループステージを突破できたのが非常に大事なこと。でも、まだ1試合残っているので、それに向けた準備を整えたい。

このクラブの一員になれてとても嬉しいし、素晴らしい選手たちとプレーできるのも嬉しい。

これがリヴァプールだし、やりたいプレースタイル。かなりのチャンスがあったけれど、守備もよかった。ボールロスト後は常に組織的に戻ろうとした。それもすごく大事なことだった」

ELでは起用されている遠藤だが、プレミアリーグでは出番が多くない。

『Mirror』によれば、かつてリヴァプールで活躍した元イングランド代表FWマイケル・オーウェンは、遠藤についてこう話していたそう。

「今の彼は少しがっかりしているだろう。

リヴァプールには彼以外に本職のセントラルMFはいない。それでもビッグゲームではアレクシス・マカリステルがそのポジションに配置される。

だから、彼はそのポジションを自分のものにできていないことに少しがっかりしているだろう。

今日(LASK戦)で印象的なプレーができれば、ビッグゲームでも先発起用されるかもしれない。

ほとんどのリヴァプールファンはそのポジションに快適さを感じていないからね。

彼らはマカリステルのことを気に入っているが、本職でないポジションで起用する場合は、この夏に退団したファビーニョよりも一段落ちることになる。

掴むことができるポジションだと思う。彼(遠藤)はそれに躍起になっている。まだ世間を沸かせてはいないが、うまくやっている。

ユニークなポジションであり、多くのことをしなければいけない。基本に忠実で、あらゆる汚れ仕事をこなし、全員をより良く見せる。彼にはそれができるはずだ。

リヴァプールのユニフォームを着た彼の最高の日々はこれからかもしれない。ただ、チームに定着したいなら、今日から始めなければいけないだろう」

本職ではないマカリステルが守備的MFとして優先されている現状に遠藤は失望しているはずと同情していたようだ。

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ただ、遠藤がLASK戦で見せたパフォーマンスは、現地ファンから酷評されているとも伝えられている。

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