インターネットサイトの利用料やウイルス対策の保険料名目で現金など計330万円をだまし取られたとして、新潟県五泉市の30代女性が12月1日、五泉署に被害を届け出た。五泉署は特殊詐欺事件とみて調べている。
五泉署によると、女性は11月下旬、携帯電話に実在の通信サービス会社を名乗る着信を受け、自動音声に従って対応。その後に出てきた男から「サイト料金が未納」などと言われ、計30万円分の電子マネーカードを購入し番号を教えた。
さらに「個人情報保護委員会」などを名乗る男からウイルス感染対策の保険料などを請求され、指定口座にATMで現金を振り込むなどした。
女性は、三条市内で同様の被害があったことから五泉署に相談した。