大谷翔平の移籍先候補が徐々に絞り込まれる 5チームによる争いか

今オフの移籍市場における最大の目玉である大谷翔平の移籍先が徐々に絞り込まれているようだ。米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のジェフ・パッサン記者によると、レンジャーズ、メッツ、レッドソックスの3チームは大谷争奪戦から撤退し、ほかの選手に目を向け始めているという。大谷獲得の可能性があるのはドジャース、カブス、ブルージェイズ、ジャイアンツ、そして再契約を目指すエンゼルスという5チーム。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者も「5チームにチャンスがある」と同様の内容を伝えている。

ヘイマン記者は5チームに獲得のチャンスがあることを報じる一方で、「ドジャースが大本命」という認識は変えていないという。「1年前から本命視していた。ドジャースには今、投手が必要であり、完璧なフィットではないことは理解しているが、大谷も投手であることを忘れてはいけない。1年後、あるいは1年半後、彼は投手として復帰し、素晴らしい活躍を見せるだろう」とヘイマン記者。「彼は歴史的な存在なんだ。ドジャースではジャッキー・ロビンソン、サンディ・コーファックスなど歴史的な選手がプレーしてきた。その系譜に大谷を加えたいのだと思う。常勝チームであり、南カリフォルニアを本拠地とする。私はドジャースが本命だと言い続けるよ」と付け加えた。

日本時間12月4~7日にはテネシー州ナッシュビルでウィンター・ミーティングが行われるが、大谷の契約がウィンター・ミーティング終了前に成立することを予想する関係者も多く、大谷争奪戦が決着する日も近いとみられる。もちろん、大谷が得る契約が歴史的な規模になることは間違いなく、総額5億ドル超えが濃厚。パッサン記者が得た情報によると、総額6億ドルに達する可能性もあるようだ。

大方の予想通りにドジャース移籍で決着するのか。それともエンゼルス残留を選ぶのか。あるいはブルージェイズ、カブス、ジャイアンツといった新天地でのチャレンジを選択するのか。今後1週間以内に決着するとみられる大谷争奪戦の行方から目が離せない。

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