値上げの波「てっぱく」にも…鉄道博物館、一般入館料を引き上げ 来年4月1日から 小中高生などは値下げ

鉄道博物館=埼玉県さいたま市大宮区大成町

 埼玉県さいたま市大宮区の鉄道博物館は11月29日、来年4月1日から入館料を改定し、一般の当日料金を現在の1330円から1600円に引き上げると発表した。現在1230円の前売り料金は1500円に改定される。

 小中高生は600円(前売り500円)、幼児は300円(前売り200円)と現在より10~20円引き下げられる。障害者料金も一般800円、小中高生300円、幼児150円にそれぞれ引き下げられる。20人以上の団体料金は一般1200円、小中高生400円、幼児160円となる。

 同博物館の担当者は「物価高騰の影響で光熱費が2019年度比で2割程度増加している。ほかのレジャー施設などでの値上げが多く報道されていることも考慮した」と説明。

 一方で、来年から在来線シミュレーターを増設するなど魅力向上に取り組んでいるとし「イベントを多く企画し、来る度に違う魅力を発見できるように工夫しているので、今後も繰り返し足を運んでほしい」と話した。

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