柔道GS、90キロ級で村尾V 女子は新井らが制す

橋本壮市

 柔道のグランドスラム東京大会第1日は2日、東京体育館で男女各3階級が行われ、来年のパリ五輪代表内定者では男子90キロ級の村尾三四郎が優勝した。5試合を制し、決勝では世界王者のルカ・マイスラゼに一本勝ちした。

 他の五輪内定の男子は73キロ級の橋本壮市が決勝でヒダヤト・ヘイダロフに敗れて2位だった。81キロ級で2021年東京五輪覇者の永瀬貴規は3回戦で敗退。

 女子は78キロ超級を20歳の新井万央が制し、70キロ級の田中志歩は2位。57キロ級は長野県出身でカナダ代表の出口クリスタが優勝した。3位決定戦で78キロ超級の児玉ひかるは敗れ、70キロ級の寺田宇多菜は棄権した。

男子90キロ級で金メダルを獲得した村尾三四郎=東京体育館

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