広島市長が真珠湾訪問 姉妹協定の公園視察

米ハワイ州のパールハーバー国立記念公園で、公園の担当者と言葉を交わす広島市の松井一実市長(左)=1日(共同)

 【ホノルル共同】広島市の松井一実市長は1日、米ハワイ州のパールハーバー国立記念公園を訪問した。同公園は6月、広島市の平和記念公園と姉妹公園協定を締結した。1941年に旧日本軍が攻撃した真珠湾に面しており、松井氏は攻撃で撃沈し湾内に残されている戦艦などを視察した。

 広島市が姉妹都市提携を結ぶホノルル市のブランジャルディ市長と市庁舎で面会し「若い世代同士の理解を深め、仲良くする状況をつくり出すのがわれわれの責任だ」と呼びかけた。

 松井氏は視察後の取材に、攻撃があった当時から生えている樹木が印象に残ったと振り返った。

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