星野陸也が首位で最終日へ 地元のミンウ・リーと再びV争い

星野陸也(中央)が首位に浮上した(写真は大会提供)

◇欧州男子◇ISPS HANDAオーストラリアオープン 3日目(2日)◇オーストラリアンGC◇6609yd(パー71)

オーストラリアンGCのみを使用する決勝ラウンドに入り、首位に5打差の7位から出た星野陸也が1イーグル、4バーディ、この日のベストスコアに並ぶ「65」をマーク。通算13アンダーに伸ばし、母国オーストラリアでの2連勝がかかるミンウ・リーと首位に並んで最終日に入る。

「ティショットとアイアンが良く、今日はパットが入ったので良いスコアにつながった」と星野。後半14番(パー5)では、残り210ydの2打目を5番アイアンでピン右2mにつけるイーグルで首位に迫った。

残り18ホール(写真は大会提供)

自己最高の2位で終えた前週の開幕戦に続き、欧州ツアー初優勝のチャンスを引き寄せて迎える最終日。「先週は後半に伸ばせず(リーに)追いつけなかった。今週はしっかり後半で伸ばして優勝したい」とプランを掲げ、再び最終組で優勝を争うリーとの雪辱戦に挑む。

通算12アンダーの3位にパトリック・ロジャース(米国)とアレックス・フィッツパトリック(イングランド)が続いた。

ツアー初優勝を目指す(写真は大会提供)

星野と同じく7位から出た久常涼は1イーグル1バーディ、3ボギーの「71」と伸ばせず、「71」で回った桂川有人と並ぶ通算7アンダーの18位に後退した。

大会は2024年「全英オープン」(スコットランド・ロイヤルトゥルーン)の予選会を兼ねており、有資格者を除く上位3人に出場権を付与。上位ではリーと久常、通算6アンダー25位のキャメロン・スミス(オーストラリア)らが出場権を得ている。

ホールアウト後にサイン(写真は大会提供)

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