J1昇格かけた決戦! エスパルスOBチョンテセが語った必勝ポイント「山原とチアゴサンタナのホットラインが開通すること」

清水エスパルスで5年半プレーした元北朝鮮代表のFWチョンテセ氏(39)が1日、静岡朝日テレビのスポーツ番組「スポーツパラダイス」に出演。2日、国立競技場で行われるJ1昇格プレーオフ決勝vs東京ヴェルディに臨む古巣にエールを送った。
大一番にむけて必要なこととして「気合と根性、まずはそれがないと。勝たなければいけないので、相手より気迫で上回ること」と、メンタル面での充実をひとつポイントにあげた。
一方、直近2試合でわずか1ゴールと苦しむエスパルスだが、チョンテセ氏は山原選手のクロスからサンタナ選手のゴールに期待したいと語った。「山原選手は左右で正確なクロスをあげられる、中にはサンタナという最強のストライカーがいる。いいクロスにいいヘディング、それだけで点が入ってしまう。それを軸にほかのオプションとして攻めればいいのでホットラインが開通すれば勝利が近づくと思う」とチョンテセ氏。「サンタナがいるおかげでほかの選手のマークが緩くなるので、そのこぼれ球とかマイナスにチャンスが生まれると思う」と続けた。

これに対し山原怜音選手は「最終節の水戸戦でようやくチアゴにアシストすることができて、そこから練習も含めてチアゴに合わせたりしていますし、感覚は良くなっている。クロスから得点をすることはこのチームの強みでもあるので、テセさんの言葉を実行できるようにどんどんクロスをあげて得点を演出したい」

2016年にはエースストライカーとしてJ2得点王に輝きエスパルスをJ1に導いたチョンテセ氏が語った昇格への青写真。運命の決戦はきょう2日午後2時、聖地・国立競技場でホイッスルが鳴る。

© 静岡朝日テレビ