サッカー元日本代表で、来季から社会人品川CCのトップチーム監督を務める槙野智章が1日、静岡朝日テレビのスポーツ番組「スポーツパラダイス」に出演。2日、国立競技場で行われるJ1昇格プレーオフ決勝・東京ヴェルディvs清水エスパルスの展望を語った。
要注意人物としてあげたのが、東京Vのボランチ・森田晃樹。「エスパルスは大黒柱・森田をどう抑えるかがポイントになってくる。森田選手はプレーオフ準決勝の千葉戦でも1ゴール1アシストと活躍をしていた。後ろからのボールのつなぎはもちろん、運動量も多いしボックス内に入ってくる動きも得意。ファーストディフェンスのところでファールでもいいからしっかり止めることが大事」と話した。
さらに槙野さんは「エスパルスは勝つしかない、こういう状況だけどとにかく前に出ること。そしてイージーミスをなくすこと、ビルドアップのパスのつなぎ方もそうだが、この一戦はリーグ戦の１試合とは違うので、これまで積み上げてきたものは大事にしなければいけないが割り切ったプレーも大事だと思う、逃げるところは逃げる、割り切ったプレーもこの試合は必要だと思う」とつづけた。
果たして残り1つの昇格枠をつかむのは東京Vかそれとも清水エスパルスか。運命の一戦はきょう2日、国立競技場で午後2時キックオフ。
