リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航が、チームの攻撃陣を称賛した。
現地時間11月30日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第5節で、リヴァプールはLASKリンツと対戦。遠藤は中盤のアンカーとして先発フル出場し、チームもオランダ代表FWコーディ・ガクポの2ゴールなどで4-0と快勝を収めた。この結果により、リヴァプールはグループEの首位で決勝トーナメント進出を確定させている。
リヴァプールのクラブ公式サイトは、はLASKリンツ戦後の遠藤のコメントを紹介。12月はプレミアリーグやELに加えてカラバオ・カップの試合も組まれており、“レッズ”(リヴァプールの愛称)の選手たちにとっては多忙な月となるが、遠藤は「とても大変な月ですよ!」と語りつつも、目前に迫った試合に興奮していることを明かした。
「僕たちは先発の選手もベンチの選手も常にピッチ上でベストを尽くし、準備ができるよう努力するつもりです」
今夏にシュトゥットガルトからリヴァプールへと完全移籍で加わった遠藤は、「このクラブの一員になれたこと、そしてこんなにも素晴らしい選手たちと一緒にプレーできてとてもうれしいです」と、率直な気持ちを明かした。シーズン序盤は適応に苦しんだ感もあったが、遠藤は本職のアンカーポジションで徐々に存在感を発揮できるようになってきている。
過密スケジュールに挑む12月は、遠藤にとっても勝負の月となりそうだ。