第54回新潟県ジュニア美術展覧会(新潟日報社など主催)の表彰式が12月2日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで行われた。県内の園児や小学生、中学生から寄せられた2万3051点の作品から最高賞の特賞に輝いた子どもたちに、賞状とメダルが贈られた。
特賞には30作品が選ばれた。少し緊張した面持ちの子どもたちが壇上で一人ずつ表彰状を受け取ると、見守る家族らからは大きな拍手が送られた。
新潟県美術教育連盟の目黒由美会長は「あなただからこそ表現できた自分らしさが輝いていた」と講評。新潟市南区の庄瀬小学校6年の石田瑞季(みずき)さん(11)は学校で一番思い出深い保健室を描いた。「日光が当たるところは薄くするなど工夫して描いた。先生や近所の人に褒めてもらってとてもうれしい」と喜んだ。
新潟日報メディアシップで開催中の新潟展は12月7日まで。巡回展は、長岡市の県立近代美術館で12月13〜17日、柏崎市立図書館で来年1月17〜22日、上越市市民プラザで1月26〜30日。