【ステイヤーズS】石橋脩「そんなに速くないと思う」アイアンバローズが3度目の挑戦で初V

12月2日、中山競馬場で行われたG2・ステイヤーズステークス(芝3600m)は、3年連続出走のアイアンバローズが悲願のVを果たした。

ステイヤーズS、勝利ジョッキーコメント
1着 アイアンバローズ
石橋脩騎手
「遅くはしたくなかったし、この馬のペースで残れることを考えながら、自分のペースで行こうと判断していきました。そんなに速くないと思います。体力があるのは感じていたので、そういうレースにしたいなと思っていたので良かったです。ほんと今日はよく頑張ってくれたので、この先も頑張ってほしいですね」

レース結果、詳細は下記のとおり。

12月2日、中山競馬場で行われた11R・ステイヤーズステークス(G2・3歳上オープン・芝3600m)は、石橋脩騎乗の8番人気、アイアンバローズ(牡6・栗東・上村洋行)が快勝した。2.1/2馬身差の2着に2番人気のテーオーロイヤル(牡5・栗東・岡田稲男)、3着に3番人気のマイネルウィルトス(牡7・栗東・宮徹)が入った。勝ちタイムは3:45.4(良)。

1番人気でW.ビュイック騎乗、キングズレイン(牡3・美浦・手塚貴久)は、5着敗退。

3年連続出走

石橋脩騎乗の8番人気、アイアンバローズが鮮やかな逃げ切りで重賞初制覇を飾った。長距離重賞では常連の同馬。このレースも2021年から3度目の出走で悲願の重賞初制覇となった。レース前半から大逃げを見せて軽快に飛ばしていくと、勝負どころでは一旦後続を引きつける形に。直線で再びエンジン全開、一気に突き放していくと、そのまま押し切って2馬身半差の逃げ切り勝ちとなった。

アイアンバローズ 27戦5勝
(牡6・栗東・上村洋行)
父:オルフェーヴル
母:パレスルーマー
母父:Royal Anthem
馬主:猪熊広次
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 アイアンバローズ 石橋脩
2着 テーオーロイヤル 浜中俊
3着 マイネルウィルトス 横山武史
4着 ワープスピード 荻野極
5着 キングズレイン W.ビュイック
6着 ダンディズム 富田暁
7着 シルブロン T.マーカンド
8着 メロディーレーン 菅原明良
9着 ヒュミドール 津村明秀
10着 グランオフィシエ 吉田豊
11着 アフリカンゴールド 国分恭介
12着 レッドジェネシス 小崎綾也
13着 セファーラジエル 松岡正海
14着 アケルナルスター 丹内祐次
15着 フジマサインパクト 野中悠太郎
16着 ジェットモーション 戸崎圭太

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