新党参加の鈴木敦氏、国民神奈川県連が除籍 離党後も新18区で出馬意向

鈴木敦氏(資料写真)

 国民民主党県連は2日、離党と新党参加を表明した鈴木敦氏(衆院比例南関東)の県連代表職を解任し、除籍すると決定した。当面は後任の代表を置かず、代表代行の小粥康弘横浜市議がトップを担う。一方、次期衆院選に新18区(川崎市中原、高津区)から出馬を予定していた鈴木氏は取材に、離党後も18区で出馬する意向を示した。

 この日は緊急幹事会が非公開で開かれた。会合後に取材に応じた小粥氏と幹事長の坂本勝司横浜市議によると、鈴木氏が離党届の提出に至った経緯を説明。前原誠司氏らと新党「教育無償化を実現する会」結成を表明した11月30日付での県連代表辞任を申し出た。県連はこれを受理せず、解任と除籍を決めた。

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