津波注意報発表の夜に…防災担当の公務員が酒気帯び運転の疑いで逮捕 車を運転中に倉庫にぶつかり発覚=静岡県警

12月3日未明、酒気帯び運転で道路脇の倉庫にぶつかった疑いで、静岡県下田市の防災担当の職員の男が逮捕されました。

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警察の発表によりますと、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、下田市に住む自称地方公務員の男(30)です。警察によりますと、男は3日午前0時頃、静岡県河津町内で車を運転中、道路脇の倉庫にぶつかる事故を起こしました。

通報を受けた警察が男を検査をしたところ、酒気帯び運転と分かり現行犯逮捕しました。男にけがはなかったということです。

下田市役所によりますと、逮捕された男は、市の防災安全課に勤務しているということです。同課の職員は、2日のように津波注意報が発表された場合は、市役所に集まることになっていたとのことです。

下田市は3日午前、この男が防災安全課の主事と認めた上で、松木正一郎 市長のコメントを発表しました。「本日、当市職員が逮捕されたことにつきましては、誠に遺憾なことであり、市民の皆様の信頼を損ないましたことを深くおわび申し上げます。当該職員に対し、詳細を確認次第、厳正に対処いたします。また、全ての職員に対し、公務員としての自覚を持ち、責任ある行動をするよう、あらためて指導徹底してまいります」

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