松原秀典展に原画110点追加 「この世界の片隅に」「エヴァンゲリオン」

新しく展示された原画などを堪能する来場者=高岡市立博物館

  ●高岡市立博物館で開催中

 高岡市立博物館で開かれている市出身の人気アニメーター松原秀典さんの個展「松原秀典展」(富山新聞社主催)は2日、松原さんの手書き原画約110点が追加され、展示総数は約300点以上となった。展示中の資料の入れ替えや配置換えも行われ、来場者はさらに見どころ満載となった展示内容をじっくりと見て回った。

  ●限定カードはアスカ

 松原さんが作画監督とキャラクターデザインを手掛けた劇場アニメ「この世界の片隅に」と、大ヒットした「エヴァンゲリオン」シリーズの原画が追加された。松原さん執筆の展示解説のペーパーや「エヴァンゲリオン」シリーズの「アスカ」の来場者限定カードの配布も始まった。

 2度目の来訪となった高岡市の会社員、岩﨑勝也さん(39)は、「エヴァカード目当てに来たら展示が更新されており、見応えがあった。来る回数を重ねても楽しめそう」と話した。

 「富山新聞アニメEXPO」のメイン行事である「松原秀典展」は来年1月8日までの午前9時~午後5時で、月曜(祝日除く)と年末年始は休館。一般千円、中高生500円、小学生以下無料。

© 株式会社北國新聞社