卓球の元日本代表、石川佳純さんの卓球教室は2日、富山県氷見市ふれあいスポーツセンターで開かれ、石川さんが子どもたちに指導して競技の楽しさを伝えた。
石川さんがオフィシャルアンバサダーを務める全国農業協同組合連合会(JA全農)が主催し、県内の卓球クラブに所属する小学生51人が参加した。
10グループに分かれて練習する児童に、石川さんがフォームや打ち方のこつを教えた。「全てのボールを体の前で打つように意識すれば安定し、ミスが減る」「足が出るように膝を曲げてステップを踏んで」とアドバイスした。
練習試合もあり、児童が石川さんとのラリーを楽しんだ。石川さんに1勝1敗と健闘したSTライトニング(南砺市)の菊池大牙君(砺波市庄東小6年)は「石川さんのサーブは際どいコースを攻めていてすごかった」と話した。