「THE SECOND」第2回大会も松本人志がアンバサダーに就任。ベテラン漫才師たちを応援

フジテレビ系で2024年5月に放送される、“結成16年以上”の漫才師たちによる賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」(時間未定)のアンバサダーに、ダウンタウン松本人志の就任が決定した。第1回大会に続いて、松本がベテラン漫才師たちの戦いを見守る。

「THE SECOND~漫才トーナメント~」は、出場資格が「エントリー時点で結成16年以上」であること。実力や才能はあっても、賞レースに出られないため、ブレークのきっかけが見いだせない漫才師たちに“セカンドチャンス”をつかんでほしいという願いを込めて、フジテレビが新たに立ち上げた漫才賞レースだ。

第1回大会は、133組の漫才師がエントリー。23年2月に東京と大阪で行われた「選考会」では、32組が選出された。3月に開催した「開幕戦ノックアウトステージ32→16」、そして4月開催の「ノックアウトステージ16→8」に出場し、1対1の“タイマン”形式で、渾身(こんしん)のネタバトルを展開。これらの戦いを勝ち上がった8組が、5月に運命の最終決戦「グランプリファイナル」で激突した。

第1回大会でアンバサダーとして参加した松本は、最終決戦「グランプリファイナル」(23年5月20日放送)で、ファイナリストたちの激戦を見届けた。優勝したギャロップにトロフィーを渡しながら、この日の戦いを松本は「お客さんが最後までずっと温かくて、素晴らしい大会でした。誰も損をしなかった大会だったんじゃないかと思います。第2回、第3回と、ぜひ続いていってほしい」と総括。全お笑いファンが注目する2年目の「THE SECOND」は、松本の目に一体どのように映るのか。

また、特筆すべきは、そんな松本の思いに応えるかのように、前大会の出場者たちが続々と第2回大会参戦に名乗りを上げていること。既に第2回大会へのエントリーの受付がスタートしているが、それに先駆けて、前大会のファイナリストであるマシンガンズや囲碁将棋、また、前大会の「ノックアウトステージ16→8」で敗退した三日月マンハッタンのほか、第1回大会で健闘を見せた漫才師たちが、SNS上などで次々に「THE SECOND」への再出場を表明している。

マシンガンズの滝沢秀一は、X(Twitter)上で「出よう、出よう! 2回目も楽しそう。25年を越えて漫才が楽しくなる経験は他の大会でなかなか出来ないから、今年は自ら進んで参加!!ネタ作るぞ!」(原文ママ)とポストしている。ほかにも熱い意気込みを語る者も多く、前大会以上にし烈な優勝争いが繰り広げられることになりそうだ。

なお、エントリーの締め切りは、24年1月10日まで。今後のエントリーの状況は、随時番組公式サイトや公式SNSで公開予定だ。

そして、初戦となる「選考会」の日程と会場も決定。東京選考会は、2024年2月2~4日に「CBGKシブゲキ!!」で開催。大阪選考会は24年2月13・14日に「YES THEATER」で行われる。

出場者たちが1対1のタイマン形式で漫才バトルを展開する本戦トーナメント「ノックアウトステージ」は、32組から16組に絞られる「開幕戦ノックアウトステージ32→16」が3月に、16組からファイナリスト8組に絞られる「ノックアウトステージ16→8」が4月に、それぞれ2日間にわたって開催予定。会場は、どちらも東京・お台場のフジテレビ湾岸スタジオを予定している。

これらの激戦を勝ち抜いた8組のファイナリストたちが、MCの東野幸治、アンバサダー・松本人志が見守る中、「THE SECOND」2代目王者の座を懸けて激突する運命の最終決戦「グランプリファイナル」。これからおよそ半年にわたって繰り広げられる、ベテラン漫才師たちの本気の戦いに注目が集まる。

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