株主優待と配当金も!ひと粒で2度おいしい12月の【欲張り銘柄】3選

いよいよ、年の瀬ですね。株式投資をしていて12月を思い浮かべるとお気に入りの株主優待企業の権利日を思い浮かべることに加えて配当金が多く振り込まれる月でもあります。というのも圧倒的に多い3月決算企業の中間(9月)配当金の振込があるからです。

個人的にはいただいた配当金はできるだけ再投資をして、雪だるまをどんどん大きくしたいと思っています。さて、本題です。今回も配当金と株主優待のバランスが良い銘柄を3つ紹介させていただきます。よかったら参考にしてみてください。


エプコ(2311)

エプコは住宅設備、エネルギーテックサービス会社です。住宅分野では太陽光発電、給排水設備、電気設備設計や省エネ設備工事やコンサルなどが柱。

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A. 12月月末日及び6月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.太陽光発電システム(100万円相当、工事代、メンテンナンス込)または蓄電池(100万円相当、設置代込)を戸建住宅(新築及び既築)に無償で設置する権利

【100株以上】
100株を1口として抽選参加口数が比例的に1000株まで増加
例:100株1口、200株2口・・・1000株10口、2000株10口となります。

詳細は公式サイトでご確認ください。

画像はイメージです

数ある株主優待実施企業の中でも非常にめずらしい優待制度です。当選すると太陽光発電システムが無料で設置していただける上に毎月発電量に応じて電気料金が安くなるので、インフレ下の中、生活コストを下げる最高のプレゼントとなるのは間違いありませんね。

また、同社は配当金の推移が安定しており年に2回、株主優待抽選を楽しみながら配当金はしっかりといただけるのでまさにダブルでおいしい株ではないでしょうか。

内外トランスライン(9384)

内外トランスラインはその社名通り、内外の海運を軸に海空陸の国際複合一貫輸送が主力のフレイトフォワーダー(国際海上・航空輸送サービス)会社です

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A. 12月月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.保有株式数に応じて商品(カタログから選択)または社会貢献団体への寄付

画像:内外トランスライン「株主優待

こちらは100株以上で贈呈される1500円相当の商品のほんの一例です。

ポーラオルビスホールディングス(4927)

ポーラといえば高級化粧品の訪問販売化粧品大手、最近ではブランドも多岐にわたり健康食品やアンチエイジングのシワ改善美容液「リンクルショット」がヒット。

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A. 12月月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.保有株式数、保有年数に応じポイント(1ポイント=約100円相当)が贈呈されます。

同一株主番号ならポイントは3年間繰越が可能となります

画像:2023年度の株主優待カタログ(筆者撮影)

こちらは100株以上で贈呈される15ポイント(1500円相当)の一例です。

いかがでしたか。最初に紹介したエプコは抽選で太陽光発電システムが当選するというユニークな株主優待を実施している企業でありながら、配当利回りも比較的高いです。内外トランスライン、ポーラオルビスホールディングスも株主優待の魅力がある上、配当利回りも良くダブルで恩恵が受けられる銘柄です。もしNISAの非課税枠が残っていたらNISA口座でも運用を検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事に掲載している情報は2023年11月末日時点のものです。
※株主優待の内容は変更される場合がありますので、必ず当該企業のホームページ等をご確認ください。
※本特集は個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。

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