熱走、幕開け NAHAマラソン 2万1141人がエントリー【動画あり】

 太陽と海とジョガーの祭典「第37回NAHAマラソン」の参加者が3日午前9時、那覇市の国道58号明治橋交差点前をスタートした。同日午後にかけ、ゴールの奥武山陸上競技場まで南部5市町にわたる42.195㌔に挑む。

 

 コロナ禍を経て通常開催となる今大会は、海外の参加者829人を含む計2万1141人がエントリー。

 大会スターターは、県出身の車いすマラソンの喜納翼選手(33)と重量挙げの宮本昌典選手(26)が務めた。競技開始を告げる「万国津梁之鐘」を知念覚那覇市長と共に打ち鳴らすと、ジョガーは手を振りながら、笑顔でスタートを切った。

 制限時間は午後3時15分。ジョガーたちは沿道からの声援を受けながらゴールを目指す。

 沖縄気象台によると、同日午前8時50分時点の那覇の気温は19.3度。日中の最高気温は22度と予想しており、晴れのち曇りの気候となっている。

鐘の音を合図にスタートする大勢のジョガーたち=3日午前9時すぎ、那覇市の旭橋交差点(小宮健撮影)

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