和山やまの人気マンガを映画化した『カラオケ行こ！』が、2024年1月12日（金）より公開される。このたび、カラオケを通して距離が近付いていく、綾野剛演じるヤクザ・狂児と齋藤潤演じる悩める中学生・聡実の様子を捉えた場面写真が解禁となった。

累計60万部突破の人気コミックが映画化

原作は、合唱部部長の中学3年生が、突然ヤクザにカラオケに誘われ歌の指導を頼まれるという奇抜な設定と、予想に反するエモい展開、そして思わずクスッと笑ってしまうユーモアで、「マンガ大賞2021」第3位をはじめ、マンガ賞に続々ランクイ ン。1巻完結作品ながらも累計60万部を突破し、続々と重版されている超人気コミック。

絶対に歌がうまくならなければならない主演のヤクザ・成田狂児役には、『最後まで行く』『ヤクザと家族 The Family』『オールドルーキー』、最新作『花腐し』が公開中の綾野剛。そして物語のカギを握る、思春期に悩める合唱部 部長の中学生・岡聡実役は、オーディションを勝ち抜き選ばれた期待の新星・齋藤潤が務める。さらに、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、吉永秀平、チャンス大城、RED RICE（湘南乃風）、八木美樹、後聖人、井澤徹、岡部ひろき、米村亮太朗、坂井真紀、宮崎吐夢、ヒコロヒー、加藤雅也、北村一輝という豪華キャストが集結。

カラオケを通して距離を縮めていく狂児（綾野剛）＆聡実（齋藤潤）

今回公開された場面写真は、無理やりカラオケボックスに連れられ、歌を教えて欲しいと懇願する狂児（綾野剛）の話を怯えながらも聞く聡実（齋藤潤）。ここから物語が始まる、印象的な一枚となってる。また、聡実の名前が入った「歌唱の手引き」を真剣な表情で読み込む狂児や、思春期ならではの悩みや葛藤を持った目で同じ合唱部の和田を見返す聡実からは、“歌”で繋がったふたりの“歌”への必死な想いが感じられる。

先日、ワールドプレミアが行われた「台北金馬映画祭」では、11月15日の上映日から11月25日の閉幕まで11日連続でオーディエンス・チョイス1位を獲得。2回あった上映のチケットは秒で売り切れるほどの大人気ぶりで、綾野剛、和山やま、野木亜紀子、山下監督のファンを中心に日本よりひと足先に海外で多くの観客を魅了した。日本での公開にもさらなる期待が高まる。

『カラオケ行こ！』は2024年1月12日（金）全国公開