檀れい ずっと憧れてきた“大スター”の墓前で涙…42歳で逝去した短くも美しい人生を哀悼

俳優でアーティストの檀れいが12月2日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。長年憧れ続けている歌姫、テレサ・テンさんへの思いを明かした。

今回の旅で、大好きな場所『台湾』を訪れた檀は、「実は昔からテレサ・テンさんが大好きで」と、歌手のテレサ・テンさんに長年憧れていることを告白。テレサ・テンさんは、まれな才能を幼少期から開花させ、19歳で香港10大スターに選出された“アジアの歌姫”。日本でも絶大な人気を誇り、1995年、42歳の若さでこの世を去った彼女のゆかりの地・台湾が、檀にとって特別な場所であることを明かした。

テレサ・テンさんを好きになったのは10代の頃だったといい、「周りはやはりアイドルの皆さんの歌とかでしたけど、私はテレサさんの歌声の方が好き」と当時の心境を明かした檀は、この旅で、テレサ・テンさんの同級生から、1番の親友の名前(陳梅君さん)の“君”1文字を、テレサ自身の芸名(鄧麗君)に刻んだという知られざる真実が明かされると、「本当に優しい思いやりのある方だったんだなって。ずっと心が優しいというか梅人を思いやる気持ちがある。それが全て歌に表れてる」と、感嘆。

憧れ続けた理由が“思いやる愛”であることを再確認した檀は、「だからこそ彼女の歌う歌は、温かくて全てを包み込んだような、優しい歌を歌うことができるんだな」と思いをはせ、今回の旅の最終目的地であるテレサ・テンさんの墓所に向かいながら、「実際には会えるわけじゃないですけれども、うれしいというか、ワクワクするっていうか」と笑顔を見せた。

そして『鄧麗君(テレサ・テン)記念公園』で、墓前に花を手向けた檀は「テレサに会えた」と思わず声を上げ、「私も役を演じる上で、どんな役でも根底には愛を置いときたいなっていう。祈りのような気持ちで演じている時もあるし、そういう相手を思いやる気持ちとか、愛を持って人を包み込むような歌も歌えたらいいなって思いましたね」と、新たな心境を告白。

さらに、テレサ・テンさんのお墓が日本に向き、今も日本を想いながら眠っていることを知ると、感極まって涙を流した檀は、「うれしいですね。彼女の歌声は忘れたくないな」と、感慨深い様子で手を合わせた。

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写真提供:(C)日テレ

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