コナン仕様の特別列車出発 特急「スーパーはくと」

JR倉吉駅で開かれた「名探偵コナン」仕様の特急「スーパーはくと」の出発式で、ポーズをとる智頭急行の西尾浩一社長(右から3人目)ら=3日午前、鳥取県倉吉市

 鳥取県と京阪神を約2時間半で結ぶ特急「スーパーはくと」を人気アニメ「名探偵コナン」のキャラクターで装飾した特別列車の出発式が3日、JR倉吉駅で開かれた。

 アニメは県出身の漫画家青山剛昌さんの作品。特別列車は内外装をアニメの主人公「江戸川コナン」やヒロイン「毛利蘭」などのキャラクターで装飾。車内の枕カバーやロールカーテンにも絵柄を大きく印刷しており、JR西日本とともに列車を運行する智頭急行の西尾浩一社長は「外装だけでなく中からもコナンの世界を感じられる車両になった。ぜひ乗って楽しんで」と話した。

 大阪・関西万博に合わせ、訪日客や県外の観光客を増やそうと智頭急行や県が企画した。

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