現在21歳でベルギー代表のジェレミー・ドクは、今夏フランスのレンヌからマンチェスター・シティに加入。加入当初から得意のドリブルで左サイドを支配している。
ドクはベルギーのアンデルレヒトの下部組織出身で、2020年にレンヌへ完全移籍し、公式戦92試合に出場し12ゴール10アシストを記録した。そして今夏、マンチェスターシティへステップアップを果たし、今シーズンここまで公式戦16試合で3ゴール6アシストという結果を残している。左WGを主戦場とするジャック・グリーリッシュとハイレベルなポジション争いをしている。また、2020年9月にベルギー代表デビューを飾ると、ここまで18試合に出場し2ゴールを挙げている。
ドクはジョゼップ・グアルディオラ監督の存在がマンチェスター・シティに来た理由と明かした。イギリス『デイリー・ミラー』が報じている。
「良いスタートが切れた。僕が初めてここ(マンチェスター・シティ)に来た時、多くの人は僕のプレーに期待していなかったと思う。それでもこのようなトップチームで出場機会を得て、うまくプレーできていることはいいことだと思う。僕は常に効率的にプレーをして、ファイナルサードでチームを助けることができる。しかしまだ完璧ではないので、取り組むべき課題がある」
「彼(グアルディオラ)は次のレベルに連れて行ってくれる。それが、僕がここに来た理由だ。細かい部分でたくさんの指導をしてくれるし、僕がありのままでいられるようにしてくれた。試合のプレーを見てくれたら、僕がありのままにプレーしていることがわかるだろう。彼は僕がよりいい選手になるために細部にわたり手助けしてくれる」
切れ味の鋭いドリブルが持ち味のドクは、毎試合相手DFを脅威にさらしている。ドクは「僕はいい方向に向かっているし、これからも続けていく」と貪欲な姿勢を示した。
「僕は試合で1ゴールを決めただけで、満足するようなタイプの選手ではない。僕は試合の中でにトップになりたいタイプの選手だ。たとえ自分が得点やアシストをしなかったとしても、チームメートにスペースを空けて他の選手に得点してもらうことに協力する」
「僕が相手にとって危険な存在であることはいいことだ。僕はパフォーマンスを重要視している。そこに得点やアシストの記録が加われば、さらに素晴らしいことだ」