【深ヨミ】NEWS『ギフテッド』の初週地域別販売動向を前作と比較調査

2023年11月29日公開のBillboard Japan週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”(集計期間:2023年11月20日~11月26日)で130,866枚を売り上げて首位を獲得したNEWSの『ギフテッド』。

11月22日にリリースされた『ギフテッド』はNEWSの30thシングル。初回限定盤A・B、通常盤、通常盤(初回プレス)の4形態でリリースされた本作の表題曲は、メンバーの増田貴久が主演を務める『東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ ギフテッド』主題歌に起用されている。

ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し『ギフテッド』の販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/132399/2)は『ギフテッド』と、2022年6月リリースの29thシングル『LOSER/三銃士』の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2023年の1月2日から11月26日までに発売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。

グラフを見てみると、『ギフテッド』は『LOSER/三銃士』と比較的近しい販売比率だということがまず目に入る。関東の数値は2作共通して40%以上(『LOSER/三銃士』は44.1%、『ギフテッド』は43.1%)を記録している。また、両作の各地域における数値をそれぞれ比較すると、その差はどれも±1%以内に収まっていることから、安定した人気を維持できていることが伺える。

また、両作を全シングルと比べてみると、関東の占める割合が低いということが見えてくる(前述の2作の割合に対し全シングルは52.4%)。逆に、その他の地域に関しては、近畿を除く全てが全シングルよりも高い比率を記録していて、北海道、中部、四国、九州は特にその差が顕著だ。

表題曲がドラマ主題歌に起用されている『ギフテッド』。『東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ ギフテッド』は10月14日からシーズン2の放送がスタートしている。ドラマのこれからの盛り上がり、そして12月20日、21日に東京ドーム公演【NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 in TOKYO DOME BEST HIT PARADE!!! ~シングル全部やっちゃいます~】が控えている中、今後『ギフテッド』がどのようなチャートアクションを見せていくのか引き続き注目していきたい。

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