バレーボールのV1は3日、茨城県日立市の池の川さくらアリーナなどで行われ、女子で9位の岡山シーガルズは0―3で8位日立に敗れ、3連勝はならなかった。通算2勝7敗で9位のまま。
シーガルズは第1セット、センター長瀬の速攻やレフトの佐伯、金田らの強打で優位に進めながら終盤で逆転を許し、23―25で失った。第2セットは序盤から相手の勢いに押され、ライトに甲斐を起用するなど若手中心に挑んだ第3セットも中盤に突き放された。
日立は4勝5敗とし、順位に変動はなかったもののプレーオフ進出ラインの6位デンソーに勝率で並んだ。PFUに快勝した7位東レも4勝5敗となった。
リーグは男女とも8日開幕する全日本選手権のため中断し、23日に再開する。
日立3-0岡山シーガルズ
25-23
25-19
25-17
【評】岡山シーガルズは出だしでつまずいた。セッター宇賀神がうまく攻撃陣をリードし、遠藤、佐伯らが着実に得点を重ねて20―17とした。だが、ここからサーブレシーブが乱れるなど歯車がかみ合わず、23―22から3連続失点。その後は勢いづく相手を抑えられなかった。アタック決定率33.1%で相手より15ポイントも低く、攻撃時の失点が8を数えたのも響いた。
日立はオクム大庭が25得点と爆発、渡辺の移動攻撃も効いた。