「とても意欲的」アルテタ監督は2試合連続アシストで攻撃面で改善見せる冨安健洋を評価、更なる成長に期待「別のレベルを持っている選手」

2試合連続でアシストを記録した冨安健洋[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、日本代表DF冨安健洋の攻撃性について語った。クラブ公式サイトが伝えた。
【動画】冨安健洋が崩しに参加し2戦連続、今季プレミア初アシスト!

2日、プレミアリーグ第14節でアーセナルはホームにウォルバーハンプトンを迎えた。冨安はリーグ戦4試合連続で先発出場。この試合も右サイドバックとしてプレーした。

その冨安は積極的に攻撃参加。すると6分、右サイドでの崩しに参加すると、ブカヨ・サカのパスを受けて相手を背負ったガブリエウ・ジェズスのサポートに入ると、パスをダイレクトではたきサカがボックス内からシュートを決めてアーセナルが先制した。

冨安にとってはチャンピオンズリーグ(CL)のRCランス戦での2アシストに続き、2試合連続でアシストを記録。今シーズンのプレミアリーグで初アシストとなった。

試合後、記者会見で冨安の攻撃の改善について問われたアルテタ監督は、守備面を評価しつつ、攻撃面ではまだ成長の余地があるとのこと。攻撃面の改善に意欲的に取り組んでいることを評価した。

「彼が守備面で最初に提供するものはとても信頼できるものであり、攻撃面では彼が発展させ向上させられるものがある」

「タイミング、ポジショニング、ある種のボールの運び方、他の選手のためにスペースを空ける動きなどだ」

「彼は学び、それを実行することにとても意欲的だ。彼は別のレベルを見せてきたが、まだ自分の中に、別のレベルを持っている選手でもある」

右サイドではサカとの良いコンビも見られ、左ではガブリエウ・マルティネッリの攻撃力を引き立てる役割を担っている状況。ふくらはぎを痛めた様子で途中交代となったが、アーセナルのタイトル獲得に欠かせない存在になりつつあることは間違いなさそうだ。

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