【台湾】世界の半導体製造装置販売額、3Qは11%減[IT]

国際半導体製造装置材料協会(SEMI)がこのほど発表したリポートによると、2023年第3四半期(7~9月)の世界の半導体製造装置販売額は255億9,000万米ドル(約3兆7,574億円)で、前年同期比11%減った。前四半期比では1%の減少となった。

SEMIは「第3四半期販売額の落ち込みは半導体需要の弱まりが原因だが、中国では成熟ノードへの強い需要と購買意欲がみられ、産業の回復と長期の成長可能性を示した」と指摘した。

第3四半期の半導体製造装置販売額を国・地域別(金額順)にみると、◇中国:前年同期比42%増の110億6,000万米ドル◇韓国:19%減の38億5,000万米ドル◇台湾:48%減の37億7,000万米ドル◇北米:5%減の25億米ドル◇日本:29%減の18億2,000万米ドル◇欧州:2%増の17億米ドル◇その他:57%減の8億9,000万米ドル——だった。

リポートは、SEMIと日本半導体製造装置協会(SEAJ)の会員企業から提出されたデータをもとに、世界の半導体製造装置業界の月次の販売額などをまとめたもの。

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