アラスカ航空とハワイアン航空、経営統合へ

アラスカ航空グループとハワイアン・ホールディングスは、アラスカ航空がハワイアン航空の株式を取得し、経営統合すると発表した。

取得額は1株あたり18米ドルで、現金で取引する。総額で19億米ドルになる見通し。統合後にも両ブランドを維持する。

両社の統合後には、年間利用者数5,470万人、従業員数31,200人を擁するアメリカで第5位の航空会社となり、365機を保有することになる。138都市に就航し、ワンワールドのネットワークを通じて1,200都市以上にアクセスできる。統合後にもホノルルは重要なハブとなる。

すでに両社の取締役会で承認を得ており、今後は当局の承認とハワイアン・ホールディングスの株主による承認などを経て、12か月〜18か月で買収を完了する見通し。統合後にはアラスカ航空のベン・ミニクッチ最高経営責任者(CEO)のもと、経営チームはシアトルに置かれる。

© Traicy Japan Inc,