ゆめづくりスポーツ教室 アルビ選手ら指導 打撃、守備など直接 妙高市 新井ジュニア

新潟アルビレックスBC選手・コーチが直接指導した「ゆめづくりスポーツ教室」

「ゆめづくりスポーツ教室」(県主催)が2日、妙高市米島新田の妙高ふれあいパークで開かれた。新潟アルビレックスBCの選手・コーチ3人が、幼年野球チーム・新井ジュニアの小学生選手を直接指導した。

同事業は、地域密着型プロスポーツチームなどによるトップレベルの技術指導を通じ、スポーツに取り組む意欲の向上、子どもたちの夢の育成を図るとともに、同チームに愛着や親しみを持ってもらう目的で実施している。同球団による教室は、上越地域では本年度初めて。

同日は、斉藤雄太普及コーチ、藤原大智内野手、佐藤拓実外野手の3人が来訪。新チームとなった新井ジュニアの小学5年生以下、17人が指導を受けた。

約2時間の教室では、斉藤コーチらが児童とコミュニケーションを取りながら、打撃や守備の基本、ルールを指導。実践形式やミニゲームを取り入れた内容で、児童は寒さに負けず、笑顔で張り切って参加した。

子どもたちに向けて、佐藤外野手、藤原内野手は、仲間と励まし合い、日々の練習の大切にすることなどをアドバイス。児童は「はい」と元気に答えた。斉藤コーチは「技術の取得はもちろんだが、楽しくやって、野球に興味を持ち続けてほしい」などと願いを伝えた。

代表し、山崎美依主将(新井小5年)がお礼の言葉。「バッティングの腰の使い方など、勉強になった。チームのみんなで声を合わせ一つになって、一人一人ができるようにしたい」と成果を話した。

打撃指導を受ける新井ジュニアの小学生選手

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