大谷地区の魅力発信 国登録有形文化財で映画上映会

 11月オープンした宇都宮市の新たな観光拠点「大谷コネクト」の開業を記念して3日映画の上映会が行われました。

 上映会は文化の振興を通じて大谷地区の魅力を発信しようと実行委員会が主催したもので国登録有形文化財になっている「旧大谷公会堂」で開かれました。また、映画を通して文化や教育の支援を行う山路ふみ子文化財団と宇都宮市が共催しました。上映会は午前と午後の2回に分けて行われいずれも満員で合わせて300人以上が訪れました上映されたのは太平洋戦争末期に沖縄県警察部長として赴任し県民の命を守るため奮闘した宇都宮市出身の荒井退造らを描いた「島守の塔」です。大谷地区でも撮影が行われた作品です。

 そのほか、広場では西が岡小の子ども達による沖縄県の伝統舞踊「エイサー」も披露されました。大谷コネクトでは今後も、コンサートや演劇などの開催を通して誘客や賑わいの創出に力を入れていく方針です。

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