遠藤航、プレミアリーグ初ゴールで勝利に貢献 アーセナル冨安は先制点をアシストも負傷交代|プレミアリーグ 第14節 結果まとめ

写真:途中出場からプレミアリーグ初ゴールを決めた遠藤 ©Getty Images

現地時間12月2日から3日にかけて、プレミアリーグ第14節の10試合が行われた。

首位アーセナルはホームでウルブスと対戦。開始6分、右サイドバックで先発出場した冨安健洋のアシストからブカヨ・サカがゴールを決めて先制すると、13分には見事なパスワークで左サイドを崩し、折り返しをマルティン・ウーデゴーアが決めてリードを広げる。その後も主導権を握り続けたが、79分に冨安が足を押さえてピッチに座り込み、ベン・ホワイトと交代するアクシデントが発生。その後1点を返されたものの、逃げ切りに成功し首位をキープした。

マンチェスター・シティは3連敗中のトッテナムとのホームゲーム。開始6分にカウンターからソン・フンミンのゴールでトッテナムが先制したが、3分後にそのソン・フンミンがFKからOGを献上しマンチェスター・シティが追いつくと、31分にはフィル・フォーデンが勝ち越しゴールを奪う。トッテナムも後半に粘りを見せ、69分にジオバニ・ロ・チェルソが同点ゴール。迎えた81分、アーリン・ハーランドのクロスをジャック・グリーリッシュが流し込みマンチェスター・シティが勝ち越したものの、試合終了間際にデヤン・クルセフスキーのゴールでトッテナムが再び追いつき、3-3のドロー決着となった。

リヴァプール vs フラムの一戦は乱打戦となった。20分、トレント・アレクサンダー=アーノルドが直接FKを放つと、ボールはクロスバーをかすめて相手GKに当たり、OGでリヴァプールが先制。フラムもすぐにハリー・ウィルソンが1点を返したが、38分にはアレクシス・マクアリスターの見事なロングシュートでリヴァプールが勝ち越し、前半アディショナルタイムにはCKからフラムが同点に追いつく。後半はリヴァプールが押し込むも、80分にボビー・デコードーヴァ=リードのヘディングシュートでフラムが勝ち越しに成功する。しかし87分、途中出場の遠藤航がミドルシュートをたたき込んでリヴァプールが追いつくと、その1分後にはアレクサンダー=アーノノルドが勝ち越しゴール。劇的な展開でリヴァプールが熱戦を制した。

ブライトンはチェルシーとのアウェーゲーム。三笘薫はベンチからのスタートとなった。試合は17分にエンソ・フェルナンデス、21分にレヴィ・コルウィルが、右からのCKをファーサイドで折り返し、頭で押し込むという同じパターンで立て続けにゴールを奪い、チェルシーが2点のリードを奪う。ブライトンも43分にファクンド・ブオナノッテのゴールで追い上げを見せ、後半の早いタイミングで4枚替えを敢行して三笘らを投入し反撃を図ったものの、65分にエンソ・フェルナンデスにPKを決められ突き放される。後半アディショナルタイムにジョアン・ペドロがヘディングシュートを決めて猛追したが、反撃もここまでだった。三笘は得点に絡めなかったが、ドリブルで何度も見せ場を作った。

ニューカッスル vs マンチェスター・ユナイテッドの一戦は55分、相手陣内でのボール奪取から素早くパスをつなぎ、最後はアンソニー・ゴードンが流し込んでニューカッスルが先制。このゴールが決勝点となり、マンチェスター・ユナイテッドは早くも6敗目を喫した。

ブレントフォードは3-1でルートン・タウンに勝利。バーンリーは開始早々のジェイ・ロドリゲスのゴールを皮切りに大量5ゴールを奪い、シェフィールド・ユナイテッドに完封勝利を挙げた。エヴァートンはノッティンガム・フォレストとのアウェーゲームを1-0で制し、剥奪された勝ち点10ポイントのうち3ポイントを取り戻した。

アストンヴィラとのホームゲームに挑んだボーンマスは、開始10分のアントワーヌ・セメンヨのゴールで先制するなど終始、主導権を握ったが、2-1で迎えた試合終了間際にオリー・ワトキンスが同点ゴールを奪い、2-2のドローに終わった。ウェストハム vs クリスタルパレスは1-1の引き分けとなっている。

◉プレミアリーグ 第14節 結果
アーセナル 2-1 ウルブス(ハイライト動画
ブレントフォード 3-1 ルートン・タウン(ハイライト動画
バーンリー 5-0 シェフィールド・ユナイテッド(ハイライト動画
ノッティンガム・フォレスト 0-1 エヴァートン(ハイライト動画
ニューカッスル 1-0 マンチェスター・ユナイテッド(ハイライト動画
ボーンマス 2-2 アストンヴィラ(ハイライト動画
チェルシー 3-2 ブライトン(ハイライト動画
リヴァプール 4-2 フラム(ハイライト動画
ウェストハム 1-1 クリスタルパレス(ハイライト動画
マンチェスター・シティ 3-3 トッテナム(ハイライト動画

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