中国、南シナ海で米艦追跡 主権侵害と非難

 【北京共同】中国軍南部戦区は4日、米軍の軍艦が南シナ海のアユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)の近海に同日入ったため、追跡して警戒態勢を取ったとする談話を発表した。

 中国の主権を侵害したと米国を非難し「米国は南シナ海の平和と安定の最大の脅威だ」とした。中国はアユンギン礁に主権を有すると主張し、周辺海域でフィリピンと対立が激化している。

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