セルティックの古橋亨梧&岩田智輝がともにアシストで勝利に貢献 ハーツの日本人2人も出場|スコティッシュ・プレミアシップ 第15節 結果まとめ

写真:古橋はチーム2点目のオライリーのゴールをお膳立て

現地時間12月2日および3日にスコティッシュ・プレミアシップ第15節の試合が行われた。2日に予定されていたリヴィングストン vs ロス・カウンティの試合は、試合が行われる予定だったトニー・マカロニ・アリーナの人工芝ピッチが凍結し、プレー不可となったため延期となった。

首位セルティックはアウェーでセント・ジョンストンと対戦。古橋亨梧が先発し、岩田智輝がベンチ入りした。40分にCKの流れから先制を許したものの、後半に入り反撃。67分にゴール前の混戦からカラム・マクレガーのゴールで追いつくと、79分にはカウンターから古橋のラストパスを受けたマット・オライリーがミドルシュートを沈めて逆転に成功。古橋に代わって岩田が入り迎えた90+3分には再びカウンターを発動。岩田がピッチ中央からボールを運んで左足でクロスを入れ、並走したジェームズ・フォレストがダメ押しゴール。日本人選手2人がそれぞれアシストを決める活躍を見せ、セルティックが快勝を収めた。

レンジャーズはセント・ミレンとの上位対決。両チームがチャンスと作りながら迎えた前半終了間際、トッド・キャントウェルが運んだボールをアブダラー・シマが蹴り込みレンジャーズが先制。後半に入り70分にはキャントウェルのスルーパスから再びシマ。ストライカーの2ゴールの活躍でレンジャーズが2-0の勝利を収めた。

小田裕太郎が先発、田川亨介がベンチ入りしたハーツはキルマーノックとアウェーで対戦。18分にローレンス・シャンクランドが左サイドからボールを運んでクロスを入れると、これが相手GKのファンブルを誘いOGで先制。結局これが決勝点となり、リーグ戦4連勝を飾った。64分には小田に代わって田川が久々の出場を果たしている。

マザーウェル vs ダンディーは激しい点の取り合いに。2-2で終盤を迎え、88分にザック・ロビンソンのゴールでダンディーが勝ち越しに成功したが、試合終了間際にコナー・ウィルキンソンのゴールでマザーウェルが追いつき、3-3の引き分けに終わった。ハイバーニアンは2-0でアバディーンに勝利している。

首位セルティック、2位レンジャーズ、3位ハーツと上位陣の順位は変動せず。2ゴールを挙げたレンジャーズのシマが通算7ゴールとし、同僚のジェームズ・タベルニエ、セルティックのデイヴィッド・ターンブルやマット・オライリーと並んで得点ランキングトップタイとなった。
 

◉スコティッシュ・プレミアシップ 第15節 結果

キルマーノック 0-1 ハーツ
リヴィングストン 延期 ロス・カウンティ
マザーウェル 3-3 ダンディー
セント・ジョンストン 1-3 セルティック
ハイバーニアン 2-0 アバディーン
レンジャーズ 2-0 セント・ミレン

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