米沢蓮は20位 初出場のゴルフ日本シリーズJT杯「楽しめた」

最終日、ティーショットを放つ米沢蓮=東京よみうりCC

 ゴルフの日本シリーズJTカップ最終日(3日・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)今季最終戦は、首位から出た22歳の蟬川泰果が4バーディー、2ボギーの68にまとめ、通算15アンダーの265で大会最年少優勝を飾った。今季2勝、通算4勝目で、賞金4千万円を獲得した。17位で出た米沢蓮(盛岡中央高―東北福祉大)は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72でスコアを伸ばせず、通算4オーバーの20位だった。(出場30選手、晴れ、気温12.0度、南南東の風2.3メートル、観衆5033人)

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 米沢蓮は通算4オーバーで20位だった。シーズンを通して活躍した30選手が争うツアー最終戦の日本シリーズは初出場。大勢のギャラリーが見つめる中で戦い抜き「結果は良くなかったが、この雰囲気の中で楽しめた」と満足そうだった。

 ツアー本格参戦2年目の今季は9月のパナソニック・オープンと前週のカシオ・ワールドオープンの2試合で2位に食い込んだ。獲得賞金は約3914万円でランキング22位となり、目標に掲げていた初のシード権を確保した。

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