倉敷市玉島の民家で住人の夫婦が死傷した事件を受け、現場近くの玉島小(同市玉島阿賀崎)付近では4日朝、制服の警察官や同小教職員が児童の登校を見守った。
登校時間に合わせ、教職員約20人が集団で通学する児童の列に保護者とともに付き添った。校門では警察官と高木盛雄校長が立ち「おはよう」と声をかけながら迎えた。
1年生と4年生の子ども3人と一緒に登校した男性(33)は「子どもが怖がっていたので仕事の都合をつけてきた。早く犯人が捕まってほしい」と話した。
同小は当面、登校時の見守り協力を保護者に求める。下校時は児童が複数人のグループで帰るよう指導し、教職員による見回りも実施するという。