倉敷夫婦死傷 警察官ら登校見守り 現場近くの玉島小

保護者や教職員に付き添われて登校する玉島小の児童=4日午前7時51分、倉敷市玉島阿賀崎

 倉敷市玉島の民家で住人の夫婦が死傷した事件を受け、現場近くの玉島小(同市玉島阿賀崎)付近では4日朝、制服の警察官や同小教職員が児童の登校を見守った。

 登校時間に合わせ、教職員約20人が集団で通学する児童の列に保護者とともに付き添った。校門では警察官と高木盛雄校長が立ち「おはよう」と声をかけながら迎えた。

 1年生と4年生の子ども3人と一緒に登校した男性(33)は「子どもが怖がっていたので仕事の都合をつけてきた。早く犯人が捕まってほしい」と話した。

 同小は当面、登校時の見守り協力を保護者に求める。下校時は児童が複数人のグループで帰るよう指導し、教職員による見回りも実施するという。

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