【ワシントン共同】来年の米大統領選で政権奪還を目指す共和党全国委員会が集めた資金が10月末時点で約910万ドル（約13億3千万円）にとどまり、過去2回の大統領選の前年を大幅に下回ることが連邦選挙委員会への報告で4日までに分かった。民主党全国委は約1770万ドルと2倍近かった。資金集めが難航し続ければ、選挙戦にも影響が出る。
共和党候補指名争いはトランプ前大統領（77）が独走しているが、民主党候補と直接対決する本選を勝ち抜くには巨額の資金が必要となる。
ワシントン・ポスト紙によると、共和党全国委の資金はトランプ氏が在任中だった2019年の同時期で6100万ドルだった。
