「老人ホームの入居枠ある」電話が発端 高齢女性が2300万円詐欺被害

伏見警察署

 京府警伏見署は4日、京都市伏見区の女性(78)が、現金2300万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、今年10月、女性宅に「老人ホームの入居枠がある」との虚偽の電話があり、女性が信じて他人に枠を譲ることにしたところ、「もめ事になっている」と告げられ、指定された住所に現金を郵送したという。府警は特殊詐欺事件として捜査している。

© 株式会社京都新聞社