給付型奨学金の新設など盛り込んだ補正予算案を提案 12月定例高松市議会開会

12月定例高松市議会が4日、開会し、給付型奨学金の新設に向けた積立金などを盛り込んだ一般会計補正予算案が提案されました。

一般会計補正予算案は、総額23億6900万円余りです。

高松市は、経済的な理由で就学が困難な生徒に寄せられた寄付金を活用し、2025年の春から給付型の奨学金を新設する予定です。今回の補正予算案にその基金の積立金として1億1500万円が計上されています。

また、熱中症対策として小・中学校の体育館の空調を設置するための調査費に573万円。バリアフリー化に向けて小・中学校5校にエレベーターを設置するための設計費1489万円などが盛り込まれています。

12月定例高松市議会には47の議案が提案され、会期は19日までです。

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