12月4日の朝は、名古屋で「初氷」を観測…寒い日が続いていますが、寒さ対策の売れ筋グッズを取材しました。
東海地方は4日の朝、最低気温が名古屋で2.1度、岐阜市で1.1度と、今シーズン一番の冷え込みになりました。
そこで、街の人に防寒対策を聞いてみると。
（街の人）
「すごく冷え性なので、実は靴下を5枚はいていて、スパッツを２枚はいて、アルパカの温かい毛糸のパンツと腹巻きもしている」
女性は、靴下の『5枚重ね履き』に合わせ、夏場より1.5センチも大きなサイズの靴を履いているそうです。
この防寒対策は10年以上になるといいます。
そのほか…
（街の人）
「宣伝するわけではないが、ユニクロのヒートテックを中に着て、ユニクロのダウンジャケットを着ている」
圧倒的人気「まるでこたつソックス」
ことしは『一瞬の秋』を経て『一気に冬本番』という印象ですが、ことしの“あったかグッズ”の売れ筋を名古屋・中村区のハンズ名古屋店で聞きました。
（ハンズ名古屋店 水谷さつきさん）
「はくだけで、こたつの中に入っているかのような、ぬくぬく感が感じられるソックス」
圧倒的な人気を集めているのが、この「まるでこたつソックス」（1,980円）です。
（ハンズ名古屋店 水谷さつきさん）
「ここ（くるぶしの周辺）に温めるといいツボがある。お風呂上がりにはくと、足先のぽかぽかが長時間続くので、（私は）寝る直前まではいている」
電気代節約を考え、電気を使わなくても体を温めてくれる商品が売り上げを伸ばしています。
ほかにも、シルクを使った商品が人気とのこと。
「効率のいい冷え対策を」と、首・手首・足首の“3つの首”を温めます。
また、袖なしベストタイプの“着る毛布”「ペコラ ハイネックベスト」（3,850円）は、料理や洗濯などの家事もしやすいと人気だといいます。
ほかには見た目もかわいらしい注目グッズが2つ。
まずは「使い捨てないカイロ」（3,828円）…その特徴は？
（ハンズ名古屋店 脇田泰斗さん）
「①充電して、何回も使える
②デザインがおしゃれ
③モバイルバッテリーとしても使える」
モバイルバッテリーにもなり、充電と暖めをひとつで実現。
（牧野恵美記者）
「ジワジワとすぐに暖かくなる」
スイッチを押すと、1分程度で温まり、カイロとしては最大3.5時間の使用が可能ということです。
そして、2つ目は「蓄熱湯たんぽ」（4,180円）です。
使いかたは簡単、お湯は使いません。
約20分の充電で3時間から4時間はあたたかさが持続するといいます。
コードレスで持ち運びも簡単。オフィスでの仕事中にも手軽に使えそうです。
自分用に、そしてプレゼント用にも購入する人が増えている”あったかグッズ”。
ハンズ名古屋店では、去年の同じ時期と比べて1.2倍の売り上げだということです。
