アメフト関学大、史上初の6連覇なるか 海崎主将「集大成として臨む」 17日、甲子園ボウルで法大と対戦

甲子園ボウルを前に健闘を誓い合った関学大の海崎琢主将(左)と法大の滝沢叡主将

 アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」(17日)で対戦する関学大と法大が4日、会場となる兵庫県西宮市の甲子園球場で会見した。史上初の6連覇に挑む関学大のLB海崎琢主将は「6連覇にはこだわらず、1年の集大成として臨む」と意気込みを語った。

 8年連続57度目の出場となる関学大は今季、関西学生リーグ最少の59失点と堅守が光る。大村和輝監督は法大の主力を「攻守ともにスピードがある」と警戒。最終節の関大戦で敗れ、同率3校の抽選で全日本大学選手権出場を決めたことに触れ、「今年一番のゲームに」と必勝を誓った。

 法大は2年ぶり19度目の出場で、17年ぶりの栄冠を目指す。2年前の対戦では完敗。富永一ヘッドコーチは「(関学大は)とにかく強い。隙がないイメージ」と話し、球際での勝負強さを磨いてきたと説明した。WR滝沢叡(あきら)主将は「関西勢を破るのは目標であり憧れ」と闘志を示した。(山本 晃)

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