長野市の60代の男性が、警察官などを名乗る男に1328万円をだまし取られる「電話でお金詐欺」の被害にあったことが分かりました。
警察によると10月下旬、長野市に住む60代の男性の自宅に、通信局の職員を名乗る男から「あなたの携帯電話から迷惑メールが大量に送信されている」などと電話がありました。
続いて警察官を名乗る男から「お金の番号から犯罪に使われたか調べるので指定する口座に振り込んでください」などと電話がありました。
男性は11月上旬、指定された口座に複数回にわたって合わせて1328万円を振り込みました。
その後、男と連絡が取れなくなったことを不審に思い、親族に相談し被害に気付いたということです。
警察は電話でお金の話があれば、詐欺を疑うよう呼び掛けています。
