赤カビ検出の小麦を使ったせんべい汁 宮城県の支援学校2校でも給食で提供

赤カビが検出された小麦を使ったせんべい汁が、宮城県気仙沼市の小中学校の給食で提供されていた問題で、このせんべい汁がさらに宮城県の2つの支援学校でも提供されていたことがわかりました。

4日、新たにせんべい汁が提供されていたことが分かったのは、女川高等学園と岩沼高等学園です。

女川高等学園では11月22日に72食が、岩沼高等学園では11月29日に145食が提供されました。

これまでのところ健康被害の報告は入っていません。

せんべいを納品したのは宮城県学校給食会で、11月28日に取引業者から赤カビ検出の連絡を受けていたものの、職員の確認漏れで学校への連絡が遅れたということです。

この問題をめぐっては、気仙沼市の小中学校でもせんべい汁が提供され、3人が軽度の症状で医療機関を受診しています。

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