【カンボジア】アンコール遺跡への外国人観光客、70万人に[観光]

カンボジア北西部シエムレアプ州の世界遺産アンコール遺跡群を2023年1~11月に訪れた外国人観光客は、前年同期比3.1倍の69万9,996人だった。クメール・タイムズ(電子版)などが4日までに伝えた。

アンコール遺跡群の収入を管理する国営アンコール・エンタープライズによると、同期の入域料収入は3,254万米ドル(約47億7,000万円)で同3.6倍となった。

11月単月では、外国人観光客数が9万7,426人、入域料収入が460万米ドルだった。外国人向けの入域料は、1日券が37米ドル、3日券が62米ドル、7日券が72米ドルとなっている。

観光省の報道官は、アンコール遺跡群への新たな主要玄関口となったシエムレアプ・アンコール国際空港が11月16日に正式開業したことで、外国人観光客がさらに増えることに期待していると述べた。

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