今年話題となった人物を描いた年末恒例の「変わり羽子板」が5日、人形メーカーの「久月」本社(東京都台東区)で披露された。今回が38回目。モデルはプロ野球で優勝を「アレ」と表現して話題になった阪神の岡田彰布監督や、史上初めて八大タイトルを独占した将棋の藤井聡太八冠ら9人。
スポーツ関連は、米大リーグで日本選手初の本塁打王となった大谷翔平選手が3年連続4回目の登場。車いすテニスの小田凱人選手らも選ばれた。
久月の横山久俊社長は「羽子板は魔を打ち返す魔よけの意味がある縁起物。描かれた話題の人の笑顔で今年も良い年だったと振り返り、来年も希望を感じてほしい」と話した。