山方宿駅前でイルミ点灯 茨城・常陸大宮

多くの家族連れでにぎわった山方宿駅前のイルミネーション=常陸大宮市山方

茨城県常陸大宮市山方のJR水郡線山方宿駅前周辺を色とりどりのイルミネーションで彩る「きらきらステーション」の点灯式が3日、同駅前北側駐車場で開かれた。点灯は来年2月29日まで毎日実施。時間は午後5時~午前0時まで。

市民がつくる「きらきらステーション実行委員会」(木村昌信委員長)が企画し、今年で8回目。木村委員長の合図でイルミネーションが一斉に点灯し、歓声が上がった。この日は「夜市」も開かれ、豚汁、焼きそば、綿あめなどを販売する屋台が並び、多くの家族連れでにぎわった。

会場では山方保育所と野上保育園の園児や大学生のアカペラバンド「双葉」、山方駐在所の警察官らの「大野さんバンド」などの演奏が点灯式を盛り上げた。

木村委員長は「双葉のメンバーの一人は地元出身で、子どもの頃にこのイルミネーションを楽しんでいた。今度は皆を楽しませる側となり、そんなつながりができていることがうれしい」と話した。

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